和作/荒木和作&やまだあきら
最近急激にハマった歌手がいます。
荒木和作という人です。
…誰だそれ。
ってなりますよね。
ガロファンなら名前を見たことがあるはず…!アルバム「吟遊詩人」、荒木和作・作曲
「一本の煙草」「愚かな遊び」「深夜映画」の曲を提供しています。
気だるさやスピード感があり、ガロが書く曲とはちょっと違った雰囲気で好きな楽曲たちでした。
ですが名前から職業作曲家というイメージがあって(荒木一郎さんと印象が混じってた)、特に調べたことがありませんでした。
で、なんでこの歌手を好きになったかというと…
シティポップ特集をテレビで見たので、知識を深めるために持っている雑誌を改めて読んでいました。
これですね。
http://amkt2210.hatenablog.com/entry/2018/02/26/203215
この雑誌をパラパラと読んでいたら荒木和作さんのこのアルバムも紹介されていて。
今まで気にも留めていなかったのですが、ガロの作曲提供した人だ!と急につながって、YouTubeで聴いてみたのでした。
まず検索してトップに出てきた「ドライブ日和」という曲を。
めっちゃいい!
ジャケットの写真からは想像つかないようなポップさ!
アルバム一枚しか残していないよう(80年代にバンドとしてはレコードがあるらしい)で、生年などもネット上には載っておらず未詳です。
アルバム収録曲の作詞作曲編曲者がわからない。作曲は荒木さんだと思うけども。
やまだあきらとは誰なんだというのも謎。
大滝詠一さんほど完全に洗練されていなくて、曲によってはどことなく猫(フォークグループ)の香りが感じられます。
シティポップみたいだけど、ちょっとフォークっぽいところもあって、その絶妙なバランスがいい。
「ドライブ日和」はもちろんのこと、「五月薫風」「三丁目ありがとう」…全部いいですね。
とりあえず「花の様に」を推しておきます。
6分近くと当時としては長い曲ですが長さを感じさせない。
(これはYouTubeにないです)
私はLINEミュージックですが、他のサブスクでも聴けるようです。
ボーナストラックのうち一曲(教えてください)は聴けませんが。
再販されたCD付属のブックレットに解説があるらしく、Amazonで注文しました。届いたらさらにレポしようと思っています(^^)
そのAmazonでの解説。
ナイアガラ期の大瀧詠一を思わせる芳醇なヴォーカル! 憂いを帯びた美しいメロディー、爽快でグルーヴィーなウエストコースト・サウンドは、まさに“トリオ版はっぴいえんど" 当時ガロを手掛けていたミッキー・カーチスが制作協力! ! 当時の“知られざる名盤"が、現在は“最も有名な発掘名盤"! !
ほうほう。
トリオ版はっぴいえんどということは3人で作っているということかな?
届くのが楽しみです。
2020.12.29追記
「トリオ版はっぴいえんど」っていうのはトリオ・レコードというレコード会社発のはっぴいえんどのようなすごい歌手ってことですね…意味を捉え違えてました
にしてもジャケット怖いですね…中身と間違ったんじゃないかっていうくらい曲とちぐはぐ…
曲はめっちゃいいですよ!
詞も良いです。
ぜひ聴いてみてください!