ほなみの70年代レコード

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大野真澄 GAROから50年〜その1 ライブレポ

昨年10月21日に東京のラドンナ原宿にて大野真澄さんのライブがありました。

今更ながら、今回のブログはそのレポです。

 

まずセトリを

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ラドンナ入口にででんと貼ってありました。

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今回は10月21日のその1「GAROの時代」です


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モニターではビートルズの解説ビデオが流れていました。大野さんの私物なのだろうな。

BGMは珍しく70年代歌謡曲。(いつもは洋楽だった気がします)

CDを特定してしまえば、「青春歌年鑑 1973」が流れていました。

直前になるとビートルズのジャジーアレンジの曲に。

 

食事は写真を撮り忘れましたが白桃ジュースとマルゲリータピザを頼みました。

白桃ジュースが濃厚でとても美味しかった!

シラフでじっくり鑑賞したいのでお酒は飲まない派です。

 

ビートルズのビデオが流れていたモニターではステージの様子が写っています。

 

 

以下ライブレポ。発言はざっくりとニュアンスだけお楽しみください。

 

一部

1、一人で行くさ

 

2、たんぽぽ

 

3、地球はメリー・ゴーランド

 

——メンバー紹介——

キーボードの細井豊さん

名古屋の東海テレビから取材が来ていて、ガロ特集してくれるのかなと思っていたら、大野さんでなく細井さんを撮るためだとか。センチメンタルシティロマンスを特集して、細井ちゃん(By大野さん)をピックアップするためのカメラだそう。

名古屋のテレビ局だから岡崎(名古屋と同じ愛知県)出身の俺も特集しろよ、と小言を言う大野さん。センチメンタルシティロマンスは名古屋出身のグループ。

 

ギターの鈴木雄大さん

大野さんから特に説明なかったですが、エレキとアコギを曲によって持ち替え持ち替え演奏、歌を歌われます。

 

ギター、ピアノの太田美知彦さん

昨日階段から落ちたという衝撃のことを。「Facebookに書いてあったらしいが見てないから知らなかった」と大野さん。結構痛そうでした…

 

おなじみの3人のメンバーと共に大野さん。

 

「今日はガロの曲だけ、他の曲はやりません。あ、裏切るかもしれない」と意味深な言葉。

1~3曲目はレコーディングした順だそう。

「一人で行くさは8時くらいの番組でコマーシャルに使われた。一度見たが、何回か流れたらしい。」

「当時パチンコ屋でたんぽぽが流れていた。合ってなかったけど、聞いた時感動した。」

「地球はメリー・ゴーランドはいろんな人にカバーされてる」

 

「僕ら三人とも村井邦彦さん大好きだったんで…」と、村井邦彦さん作曲の曲を二曲続けて。

4、美しすぎて

 

5、散歩

 

「地球はメリー・ゴーランドはプロモーションビデオを撮った。見た事ないでしょ? 僕も何回かしか見た事ない。ガロの刺繡がしてある派手なGジャンをセツ・モードセミナーの友達が作ってくれてビデオで着てる。今日持ってこようと思ったが忘れてきた。28日に持ってこようと思う」

28日(その2)に持ってきたのでしょうか。見たかった…!

「ジャケットデザインは1~3枚目はセツの友だちがやってくれて、3枚目は篠山紀信さんが撮ってくれた。撮るのが早い。その後少年マガジンとか月刊明星とかでも撮ってくれた。」

 

「19歳の頃とか近くに公園があった。夜中まで仕事してたら子どもの声はうるさいけど、ほほえましかった。」

6、忘れていたもの

 

「2人(マークとトミー)と知り合ったのはちょうど20の頃」

小坂忠とマークと三人でヘアーのメンバーの結婚式のため練習した。マークの家すごかった。親父が弁護士だから」

「マークはドノバンが好きでラレーニャのおかげでたんぽぽができた」

 

「初めてソロパートをもらった曲」

7、何もかも遠くに

 

「ファーストアルバムは評判が良かった。そもそもガロは結成してから最初からすごく評判が良かった。だからデビュー前から仕事は結構あった」

「一番最初にマネージャーをやってた人がそこに来てる」

「昔くわしろたくみ(桑代巧?)さんの映画の音楽をやった時、僕も映画に出させてくださいって言ったら大野君はいいんだけど、違うんだよって言われた」

釣りバカ日誌にはちょこっと出演されてますが、演技っていうより歌を歌ってましたものね…(ギターで悲歌の弾き語り)

 

「最近地球温暖化とかあるけど、山上路夫さんが当時もうこんな詩を書いていた」

8、花の伝説

 

9、遠い春

「ファーストアルバムをつくった頃はっぴいえんども風街ロマンをつくってて、丁度ミキサーが同じ人だった。はっぴいえんどは百何十時間かけたって。俺たち68時間…。なるべく時間かけたいけど、かけられなかった。一緒にわーってハモって。ボーカルは声が大きいから離れてってどんどん部屋の隅にやられた…」

数字まで覚えているとは大野さんの記憶力がすさまじい。ファーストアルバムは68時間で録音されたそうです。

きれいにハモれなくて、重ね録りにしたらハモったが、ライブでは再現できない。ライブで再現するために機械を作ってもらったが駄目だった…そのギンガムという会社に音響でお世話になった。云々。

※ギンガムというのはユアーズガロNo.8の8頁に「音響・GINGHAM」と記載ありました。

 

「僕は曲さえ良ければだれがつくったか関係なかった。なんでも良い、じゃなくて、良いものが良い。この曲は学生街が売れ始めたころで、マークすごくいい曲つくったのにもったいなかった。残念に思った」という、

10、涙はいらない

 

最近インタビューされた週刊文春の「ジュリーがいた」という記事についてのお話。

田辺エージェンシーではライブを演る歌手としては一号」

「この間ガロがアルフィーみたいって言われた…」

本当はアルフィーがガロみたいなのですが…先にアルフィーを知っちゃうとそうなるよなあと思います。自分も最初はそんな感じでした。

 

11、学生街の喫茶店

 

12、時の魔法

一部ラストはお客さんの手拍子で華々しく終わりました。ステージの頭上に設置してあるミラーボールが回っていたのはこの曲だったと思います。

 

二部

おもしろい昔の映像が出てきた、と

堺正章さん主演の映画「街の灯」(1974)のガロ出演シーン!

実はYouTubeで見れます…こちら。

youtu.be

 

「久々に見て、あんな芝居じみたことやってるとは思わないから恥ずかしかったw」

「この頃は仲良さげにやってますね(意味深)」

 

13、Ohio

序盤に言っていた「今日はガロの曲だけ、他の曲はやらないけど、裏切るかもしれない」という言葉通り、いい意味で裏切られた演奏!

中津川フォークジャンボリーに出た。拓郎がサブステージでやってたの、知らなかった。僕たちメインステージだったので(ドヤッ)…ちょっと言ってみただけ」

精進湖のロックフェスティバル行くことになって。かまやつさんから俺の車でマークとトミー連れて行くからって。え、俺は。「ボーカル、バス」って。だから電車とバスで行った。そしたら主催者からかまやつさんと二人が帰ったって言われた。疲れたからだとか。電話しても出ない。だから一人で演った。Tin soldiers and Nixson's comin'♪(Ohio)って」

ガロ時代の災難なエピソード(・ω・`)

 

「ガロとして最初のレコーディング」

14、四つ葉のクローバー

 

チューニングし直し…その音色で次の曲、わかっちゃいました。そう、

15、暗い部屋

「一枚目のアルバムでフィーチャーされてた曲」

 

「赤坂のホテルニュージャパンで集まってサーカスっていうアルバムにしようと決まった」

ビートルズのジャケット描いてたフールー(? ビートルズ知らなさ過ぎてわからなかったのですが、人名?)に描いてもらおうってことになって、三人とも喜んだ」

「フロリダでレコーディングするとかも言ってたけどどんどん予定が入っちゃって、結局国内で」

「結局ジャケットは僕が描いた方がうまいですっていう…散々でした。が、それ描いたのは知り合いだった」

ジャケットに描かれているのはゾウですが、曲中にゾウ出てきませんしね…アルバムラストの動物の鳴き声の最後の締めはパオーンという鳴き声になっているのでジャケットと合わせているのかもしれません。

 

「この2曲はマークの最高傑作」

16、空中ブランコ

 

17、ピエロの恋唄

 

「サーカスは山上路夫さんが良い詞を書いてくれた」

 

続いてアルバム吟遊詩人について

全曲歌詞を書き下ろしてくれた阿久悠について、大都会の羊飼いの歌詞を踏まえて「阿久さんは若い頃病んでいたのではないか」と分析する大野さん。

 

18、個人的メッセージ

こんな若者がこんな青春を生きたと

ただいとおしく伝えたかっただけさ

阿久悠の記憶違いの話(吟遊詩人のレコーディングを見に行ったがメンバーが口をきいてなかった、と朝日新聞の連載で書かれたが阿久悠はそもそも見に来てないetc)、マークと一緒に出演したとき目を合わせることはなかった、とか書かれた。再現ビデオでの脚色etc…

 

19、大都会の羊飼い

 

20、吟遊詩人

どれももの悲しくて愚かしくて

それだから愛らしいそれらのできごと

あの時代愛してた仲間の青春を

歌ってきかせたいと今おもう

 

個人的メッセージと吟遊詩人の引用した部分は、今大野さんが歌うからこそのリアリティがあります。個人的にはここの部分を聴くためにライブに行っているくらい。ほんとすごいんです…!(語彙力)

 

サーカスと吟遊詩人は後期のアルバムということもあって取り上げられることが少ないですが、今回たくさん歌ってもらえて満足でした。

 

「解散コンサートやるってことになって、マークが「やるんなら武道館でやろう」って…無理だよ」

「青春の旅路の歌詞についてトミーが「俺たちが疲れさせてるみたいでいやな感じがする」って言ってきた(╬^∀^)」

マークとトミーは他人の感情に無頓着だったのかなと大野さんの話を聞いていて思いました(^-^;

 

「初めて演る」

21、さいごの手紙

 

アンコール

22、青春の旅路

 

23、木馬

手拍子。途中で三拍子になるところがまた良いのです。時の魔法と共に、ライブを盛り上げる曲。

 

21時、終演…

 

全体的に結構しゃべってくれたなーという印象でした。よく話すエピソードだけではなく、割とマニアックな話まで。

 

ガロのオリジナル音源よりも、ガロのライブアレンジの方で演奏されているという印象です。

 

「一人で行くさ」と「地球はメリー・ゴーランド」、「吟遊詩人」(マークとの共作)はトミーの曲ですが、全体的にマークの曲の割合が高かった。

大野さんが作ったのは「たんぽぽ」(作詞)、「青春の旅路」…のみ。大野さんもいい曲をたくさんつくっているのでせっかくなら歌ってほしかったなあ。「その2」では歌われていたのかもしれません。

 

対面でぎっしりお客は入っていたのですが、向かい合わせになる間にはアクリル板がしっかり設置されていました。感染対策はばっちりですが、これが案外邪魔でして。前のテーブルにあるアクリル板がちょうど鈴木さんにかぶっていて、光の反射でギターの手元が見えない、というのが私の悲しいポイントでした。

 

ちなみにその2のレポはありません。九州からなのでさすがに二週続けて東京で行われるライブには参加できなかったからです。

地方民のためにも70s70の続きをしてほしいものです。

大野さんよろしくお願いします!