N.S.P 僕らはごきげん(ライブ)
1975.12.21発売
夕暮れ時はさびしそう がヒットした後のライブアルバムです。
世界中で大ヒットした…とMCで言う天野さん。
ガロの女の子たちの歓声がすごいのと正反対に、N.S.Pは始まりと終わりに拍手。静か。
天野さんは低い声で、静かに話すけど、面白い!トークが上手。
幼い頃のことをよく覚えているなあと感心してしまいます。
このアルバムの醍醐味は天野さんの話かも。
当時の他のフォーク歌手と同様、テレビ出演NG系のグループだったのだと思います。そのぶんライブがとても楽しかったんでしょうね。
いいな。行きたかった!
因みに去年中村さん(+丸山天使さん)のソロライブに行きましたが、中村さんはエレキの曲が似合う、と思いました。
コンクリートの壁にはさまれて とかとても良かったです。
閑話休題。
ファーストアルバムでは話し方が訛っていたし、3人がゴチャゴチャと話していてその場にいないとよく話がわからない感じでした。
だけど、デビューから三年目にもなると訛りがなくなっていて、このアルバムでは天野さんが話す、と役割分担ができていて聞きやすくなっています。
他のアルバムなどに収録されている曲はオリジナルとほとんどアレンジを変えずに歌っています。
「おちばは夏の忘れもの」は2枚目のアルバム(N.S.PII)ではボーカルが天野さんだったのが中村さんに。
天野さんって歌う時に語尾(?)がいつも下がっていると思います。歌いまわしが独特。ザ・天野さん。
スープ イン ザ モーニング は詩の内容が関白宣言みたい。天野さんの書く詩は男の人がワガママで、か弱い感じです。詩は全て天野さんの経験、考えを身を削って書いた感じ…。
初めて買ったN.S.Pのアルバムということもあって、大好きなアルバムです。