ほなみの70年代レコード

平成生まれ女子が70年代を中心にレコードを紹介します

ガロ たんぽぽ/一人で行くさ

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 1971.10.10発売

 

ガロのデビューシングルです。

黄ばんでますが(^-^;

 

私は90年代生まれなので、もちろんレコードは中古で買うしかなく(1枚だけ新品があるけれど)このEPもかなり探して見つけました。

 

値段が高いほうだったな。千円はした。

 

 

今日はマーク(堀内護さん)の69回目の誕生日!

残念ながら亡くなってしまいましたが…

私がガロを好きになるちょうど一年前の2014年。

ライブに行ってみたかった。

 

 A面はそのマーク作曲です。

たんぽぽ

 

…ジャーン…ジャーン…

 

衝撃的な(?)イントロです

Dmとはちょっと違うということです

 

当時としてはすごく珍しかったんじゃないかなって思います。

特に中津川フォークジャンボリーのアルバムを聴いていると、ガロとはっぴいえんどが浮いてる。

 

大抵70年代音楽で評価されるのははっぴいえんどが取り上げられますが、ガロもすごいことをしたグループだと思うのです

 

もっと取り上げてもいいと思う。

というか取り上げていただきたい。

 

まあガロってフォークだったりロックだったり…ジャンルでかかるのが難しいグループっていうのもあるかもしれないけど。

レコードを探すときも、お店によってどのコーナーにあるかわからないから歌謡曲、フォーク、ロックって色々見なきゃいけない

 

ジャンルがよくわからない。そんなところもアルフィーに似てますね

ライブでガロの曲を歌ってほしいな

 

 

曲に戻ります

 

マークは作曲が上手です。

 綺麗。

一時期ルンランランラー♫のところのコーラスが綺麗すぎて怖くて聴けなくなっていたことがあります

 

しかも、曲作りの時にあんまり考えてないんじゃないかなって思います。

マークはいつも曲が降りてきていたのだと思う。

マークは天才、トミーはみんなが知らないところで努力してる努力家、ボーカルさんは苦労してるって感じがします。

本当にボーカルさんは苦労したと思う。

 

そしてこの曲の作詞はボーカルこと大野真澄さん。

YouTubeで色々聴いていると、デビューする前で歌詞が違うバージョンがあったりします。

線香花火とか、いろいろ。

歌詞も幻想的。

 

 

B面は 一人で行くさ

 

ガロとしてのレコーディングはこの曲が初めてだったそうです。

男の人3人。

ほぼほぼコーラス。

ガロライブではロックになった一人で行くさが聴けます

 

A面もB面もアコギとコーラス中心で乾いた感じです。

CS&Nの影響をすごく受けている印象が強いけれど、真似ではない、ガロらしいファーストシングルでした。

 

ジャケットの裏には大橋一枝さんのガロ紹介があります。

デビューシングルって大抵紹介が書いてあって楽しい。

 

その見出しから引用します

 

オリジナリティが注目されるグループ=ガロ