N.S.P 北北東の風/星も見えない
1977.9.25発売12枚目のシングル
どこかを見ている3人。天野さんの顔が白い。光の加減?
中村さんの煙草を持っているジャケットの一つです。(他は弥生つめたい風、見上げれば雲か、Rain、潮騒のホテル)
A面「北北東の風」
イントロのアコギと笛が印象的。
歌詞は天野さん独特の着眼点。
僕のことが大好きだってうなずいた君も
いつかはおよめに行くよな時が来て
日本じゅうの女の人と同じように
どこかの誰かさんを愛すのでしょう
別れ話ではないのだけど、別れることを前提で付き合っているような彼。
でも今を大切にしよう、と。
弱気な彼とたくましい彼女のカップルがNSPは多いです。天野さんの実体験でしょうね笑
以前も書きましたがYouTubeに歌っている映像があります。
さらりと歌詞を間違える天野さん。
イントロはリコーダー?(楽器に詳しくない)
B面は「星も見えない」
9枚目のアルバム「黄昏に背を向けて」にも入っていますが、アレンジが異なっています。
個人的にはシングルの方が好きです。アルバムverはもうちょっと軽い感じ。
こちらは別れ話。2人の様子が目に浮かぶよう。
「よごれちまった」というワードに中原中也を感じます。
この曲がA面でもよかった気がします。
個人的な話ですが、昨日のペルセウス流星群は雲がかかっていてまさに「星も見えない」状態でした。
両面とも印象的な言葉が多い曲です。