ほなみの70年代レコード

平成生まれ女子が70年代を中心にレコードを紹介します

ALFEE「OVER DRIVE 1983 ALFEE 8-24 BUDOKAN」

6月に歌謡ポップスチャンネルにて、アルフィーの記念すべき初武道館の映像が放送されました。

https://www.kayopops.jp/program/index.php?prg_cd=KC00001493

 

今春(というかもう夏)はライブに行けていないので、この映像のレポをしてみたいと思います!

 

 

映画のような始まり方。さながらドキュメンタリー。

「SINCE1982」と終演の挨拶が流れる中が流れる中、お客さん(女子率高め)のアンコールの声。

 

「ROCK'N ROLL NIGHT SHOW in武道館」の手作り横断幕が見える。横断幕。私もライブに行き始めた頃はあったなあ。2008年はあったのだと思います。最近は見ないですね。40周年の時にはあった気もする🤔

声は消えて、海そして走るアルフィートラックを空撮…

 

そして「トラベリング・バンド」‼︎

桜井さんの歌う「たどり着いたぜ武道館」がそこまでの長い下積み時代を考えると感慨深い。艶っぽい歌い方。

三人ともノッてるんだけど、初の武道館だから緊張感が伝わってくる。ピリッとした空気。

 

バックにはマーシャルが積み上げられたマーシャルウォール!

日本中からマーシャルが消えたのだとか。

調べてみるとセッティングが大変なようですね…

 

一段高いところにキーボードとドラムはセッティングされています。くっついてる。

 

「誓いの明日」

 

そういえば3人は自前の服なんだな。きっちりスーツを着た2人に比べるとゆるい服装の坂崎さん。

高→白いスーツに黒い蝶ネクタイ、右手小指に指輪が。

坂→チェックのシャツにちょっとぶかぶかなジャケット

桜→グレーのスーツ(胸ポケットにキラキラしたハンカチ)

 

元のタイトルは「大地」だった、

「SAVED BY THE LOVE SONG 」

坂崎さんのギターテクが光る。けどカーリーヘアが気になるかな…

元と比べるとロックアレンジ。

 

「Musician 」

坂崎さんがギター一本で静かに歌い上げる。

歌っている途中でデビュー間もない3人の映像も!

そしてさらに4人の(高見沢さん加入前)コンフィデンスの映像まで!しかもカラー。コンテストでの映像かな。高校生の頃ですね。バックの字を見るにポプコンかな?

調べてみると1972年10月8日に第4回のヤマハポピュラーコンテスト(ポピュラーソングコンテスト'72)があり、コンフィデンスもでていました。おそらくこれでしょうね。野外だし秋の服装だし、年齢的にも。

https://www.yamaha-mf.or.jp/history/e-history/popcon/pop4.html

まさかアマチュア時代の映像があるとは。

コンフィデンスの映像や音源はもしかしたらもっと残っているのかもしれない…

 

「メリーアン」

売れそうな頃の歌唱、ヒット直前ということになりますね。

ファンの拳の上げるタイミングとかがまだ決まってなくてバラバラなところが良い。

この年の8/11にはザ・ベストテンのスポットライトコーナーで中継が行われています

https://www.uta-net.com/user/timemachine/best10/1602index.html

 

 

編集でどんどん進んでいく

「ロックンロール・ナイトショー」

高見沢さんが腰を振ってリズムを取ってるけど、顔がものすごく真面目笑

桜×高が肩をくっつけてギターを弾いてる時お互いに笑みが。

「恋人になりたい」

♪友達のままでいましょう〜と笑いながら入る坂崎さん。もやっとしか聞こえなかったけど、「幸ちゃんコール」があったみたい。

「暁のパラダイスロード」

これがヒットしてこの武道館ライブで要になるはずだったそうですが。武道館への直接的な道とはならず。いい曲なんだけど。桜井さんのサングラス透け透け🕶

「A.D.1999」

高見沢さんのギターの速弾きに!

「ジェネレーション・ダイナマイト」

間奏前に後ろから演出で煙が!

メンバー見えない汗

終わるとステージ前からパンっと上向きに煙が

 

アルフィーTシャツを着ている子たちが何度か映る。おそらく手作りでしょうね。すごい!

 

「See You Again」

坂崎さんのギターソロが武道館に響き渡ります。

♪真夜中のラプソディ〜

静かな中で高見沢さんが歌い出すと一緒に歌っている会場のファンの声が!

♪やきつけよう君のすべてを‼︎

で会場からキャーっと歓声が上がる。

30年以上経っても変わらないな。微笑ましい。

仕草とかも当たり前だけど今と似てる。

お客さんノリノリ。ここにいるお客さんってライブハウス時代からアルフィーを知っている人が多いんだろうなあ。アルフィーの成長を見守ってきた方々。ライブは初めてだった方も多かったと思います。

 

 

「TIME AND TIDE 」

波の映像が挿入される。曲とマッチしている。

…と思ったら森の中の映像や石がゴツゴツした川の映像になった。微妙に合ってないかな…

 

歌い上げると

高「どうもありがとう!」

割とサラッと退場。

 

アンコールの声と、「やすらぎをもとめて」が聞こえる中急いで裏で着替えているアルフィー

襟が曲がっているのをスタッフに直される高見沢さん。

 

客席は「時代をつかむのは今」という横断幕が見える。

 

アルフィー再登場!

高見沢さんが息を整えて。静かに話し始める。

高見沢さんの言葉を文字起こししてみました。

 

ティーンエイジャーの頃、坂崎と桜井に出会ってアルフィーはそして、もう、10年が経ってしまいました。

でも、アルフィーを10年やれた、っていうことよりも、同じ夢に向かって夢を分かち合える友達に会えたこと、そしてその夢に一生懸命かけてくれたみんなに会えたことの方が嬉しい!

今夜は全国から我々のために集まってくれてどうもありがとうございます。

深く感謝しています。

でもアルフィーは正直言って今やっとスタートラインに立った、そんな気分。

これからもアルフィーよろしく!」

 

三人の深く長いお辞儀……

 

「ラジカル・ティーンエイジャー」

今は揃っている客席の拳がバラバラなのがまだブレイク前だということを感じさせる。でもだんだん揃ってくる。

感慨深そうな高見沢さん。

 

高→黒いタキシード

坂→やはりぶかぶかなジャケット。緑のパンツ。

桜井→半袖のつなぎのような服。

 

「夢よ急げ」

坂崎さんのマイクに三人が集まって歌う。

桜井さんの肩に腕をまわす高見沢さん。

 

インストで、最後高見沢さんが黒のフライングブイを宙に放り投げて。終わり。

 

霧の中、草むらに立ってREFRAIN を弾く三人。

 

ドラムはグリコこと富岡義弘さん、

キーボードは山石敬之さん。

 

トラックが走り去っていく。

 

 

思いの外長くなりましたが会場の熱気が伝わってきていい映像でした。

バックのメンバーも顔こそアップでは写りませんが、ドラムを叩く様子、キーボードの手元などはっきり写されていてよかったです。

 

デイリープレス(1987)(アルフィーの本)によると、開演前はレッド・ツェッペリンの「天国への階段」が流れており、「夢よ急げ」が一曲目だったそうです。ということは「夢よ急げ」はアンコールと二度歌ったのかな?「夜明けのスキャット」や「ラブレター」も歌っていたとか。

 

この映像は現在は販売されていないようです。残念。

持っている方はもう一度見直して、持っていない方は再販されることを願いましょう…

 

 

さて、THE ALFEEは8/24、8/25に「夏の夢」無観客配信ライブが行われることが決定しました。

http://www.alfee.com/news/info_pop/info_200713_1.html

 

楽しみですね!